さてこのところ続いていた建築のスチール撮影と動画制作が一段落。最近は動画制作もだいぶ多くなってきました。そして気づいたら久しぶりの晴天。なのでスタジオの近くにある由緒あるお寺「瑞鳳殿(ずいほうでん)」まで散歩を。現在、瑞鳳殿は修復作業中のため中には入らず近くまでの散歩です。
手持ちでHASSEL、なかなか持ちづらいのが難点でしたがあのガシャっというシャッターは実に気持ちいい。最高でした。今回は、HASSELBLAD 501C/Planer C80mm f2.8/CFVⅡ50Cの組み合わせで手持ち撮影しています。
瑞鳳殿(ずいほうでん)とは
仙台市青葉区にある瑞鳳殿は、仙台観光の中でも人気の高い観光スポットの一つです。その理由は、瑞鳳殿が仙台の歴史や文化を象徴する重要な建物であることに加え、建物自体が美しく、独特な雰囲気を持っているためです。
瑞鳳殿は、正福寺の敷地内にあります。正福寺は伊達家の菩提寺で、伊達家の先祖を祀るために建てられました。瑞鳳殿は中でも最も立派な建物で、伊達家の歴史と伝統を象徴するものとなっています。
瑞鳳殿は明治期の日本において、西洋文化の流入と共に起こった和洋折衷様式の建築物で、和風建築の伝統的な美しさと西洋建築の新しい要素を融合させた、美しい建物として知られています。また、瑞鳳殿内部には伊達家の先祖の位牌や、多くの美術品が展示されています。
瑞鳳殿の周りには、四季折々の美しい庭園が広がっています。春には、桜が咲き誇り、秋には紅葉が美しい季節になります。また、正福寺内には、日本庭園や枯山水庭園などもあり、多くの観光客が訪れる場所です。
HASSELBLAD 501C|Planar C80mm F2.8|CFV Ⅱ 50C 作例
スタジオから瑞鳳殿へ向かう道。実はこの写真、露出が相当ハイキーになってしまったんですが、さすがは中盤センサー。RAWで撮影していたのでデータが余裕で残っていました。
この坂を登り瑞鳳殿へ向かいます。晴れている日はまさにTHE JAPAN。日本的な美しさを感じるアプローチ。
この石畳の坂を登り切ると瑞鳳殿の入り口にたどり着きます。現在、瑞鳳殿は修復作業中とのことで中には入りませんでしたが、もちろん修復中でも料金を支払って入ることができます。
石畳に落ちる木漏れ日のコントラストが美しいですね。こういうシーンは思わずシャッターを切りたくなります。しかもボディは500シリーズ。ガシャッというハッセルならではの歯切れの良い音がたまりません。
瑞鳳殿の出口側の石階段。苔と石と木々のコラボレーション。
2月なのでまだ雪がうっすら積もっている場所もありました。でもキレイ。
瑞鳳殿の周りにはこういった光が降り注ぐロケーションがたくさんあります。歴史を感じながらカメラ片手にシャッターを切るには最高のロケーションばかり。
雪解け水がお寺の屋根から落ちる瞬間もハッセルで撮影できました。ピントを合わせるのが大変ですがそれもまた楽しい。
やっぱり往年のハッセルレンズ。どこかフィルムのようなノスタルジーな写りになるんですよね。これがたまりません。ちなみに907XにCFVⅡ50C、XCDレンズの組合せだと、もっと素直にシャープにそのまんま写真にしれくれる感覚です。
Cレンズの場合、露出の差が激しい場所だと絞りとシャッタースピードを変えるのが非常に手間です。なのでRAWで気にせず撮影して後で明るさを調整。ハッセルは中判センサーなのでかなり調整可能です。
今回使用したカメラ|HASSELBLAD 501C/CFVⅡ50C/Planar C80mm F2.8
切り取るのは、静寂と情熱が交差する瞬間。その美しさはあなたを魅了し、芸術へと導く。
ハッセルブラッドX1DⅡ50cは、細部までこだわり抜かれたデザインと、先進的な機能が融合した究極のカメラです。そのカメラが切り取るのは、静寂と情熱が交差する瞬間。例えば、風景写真の場合、自然の中で静かに眺めているだけでは捉えられない、微妙な空気感や光の表情が、X1DⅡ50cのセンサーによって鮮やかに切り取られます。また、人物写真でも、被写体の表情やポーズ、環境との調和が、静寂と情熱のバランスを生み出し、感動的な芸術作品に昇華します。
X1DⅡ50cが切り取るのは、ただの写真ではなく、静寂と情熱が交差する美しい瞬間です。そして、その美しさは、あなたを魅了し、芸術へと導きます。カメラは単なるツールではなく、写真を撮ることが人生においてどれだけ重要かを理解している人にとって、ハッセルブラッドX1DⅡ50cは、芸術作品を生み出すための必須アイテムとなることでしょう。あなたも、X1DⅡ50cを手にし、その美しさに酔いしれ、新たな写真表現を追求してみませんか?