最近、youtubeを流し音声だけ聴きながらデスクワークをする機会が増えました。そんな中、GRの公式チャンネルで写真家の方が「RICOH GR IIIxの色がいい。GRⅢとは違う。だから買ったんです。」と力説するのを耳にし、本当に?とは思いつつ見ていたら使ってみたくなってGRⅢxをネットで検索。どうしてかどこも在庫切れのよう。人気らしいです。ま、そのうち買えるようになるかと思っていたら思いがけずAmazonで在庫があったので購入しました。それもオーソドックスなブラックボティのGRⅢxではなく、あえてUrban Editionを。
理由は28mmのGRⅢも普段使っているため色違いだとわかりやすいと思ったからです。結果、ドンピシャ。Urban Editionで正解でした。ボディも青みがかったグレーで渋い発色。もちろんGRⅢのブラックも好きですがどうせ買うなら違う色でという選択がはまりました。ということで早速、最近ハマっている器を買いに車を走らせ妻と石巻へ。GRⅢxの色と40mmの画角がわかりやすいよう、撮って出しの写真をアップします。モノクロでも撮影してみました。
GRⅢxをISO800固定で、止まることなくスナップを
GRの良さはサクサク止まることなく撮影できること。なので今回はISOを800まで上げ、絞りで明るさを調整し、マイナス気味に露出補正もしながら撮影しました。光が強い場所や小道など明るさが極端に変わる場合はISOをいじるのが大変なので、僕の場合はこれがベストです。GR系をいろいろと使っていたわかったんですが、絞るとGRならではのシャープな絵がでてくるからです。
GRⅢxの色味について分かったこと
今回撮影してみて確かに色味がGRⅢとは明らかに違います。少し彩度が強めなのか、太陽光が差し込む写真ではかなり強めな色がでます。逆に日陰や店内ではかなり渋めの色になる。特に店内などミックス光が強い場所でもなんなく自然な色合いに仕上げてくれます。これはありがたい。GRⅢだともう少し落ち着いた色あいになります。
しかも40mmという画角ですが、ひとことでいうと「非常に使いやすい」。28mmのGRⅢのように広角ならではの歪みもないですし、非常に素直な絵になります。まったく別物だと思います。これは両方持ちたくなる理由がわかります。
今回使用したカメラ|RICOH GRⅢx Urban Edition 40mm
GRⅢx Urban Editionの青渋グレーが大人カメラにぴったり。
実は今回、持っているLEICA TL2用に新しくレンズを購入する予定もありました。TLレンズは中古でも20万弱。しかもあまり程度のいいレンズが少ないのです。迷っていたところにGRⅢxが浮上してきたんですが、考えてみれば同じくらいの価格でこのレンズとボディが手に入る。
レンズ交換できるカメラもいいですが、やっぱりこのサイズが常に持ち歩くには本当にちょうどいいんです。ポケットに入れていても気にならないし、すぐピントを合わせてくれるし、とにかくよく写る。芸術的な写真も出てくる。
そしてこのGRⅢx Urban Edition。いろいろなサイトでみても正確なボディの色が分からなかったんですが、青みがかった渋いグレーという印象です。ブラックボディと比べてもそこまで明るくなく、気にならない程この色がしっくりきているのが印象的です。ちょっと若い人が持つというより、落ち着いた雰囲気で、大人達のカメラという印象です。ちなみにこのGRⅢxのブツ撮りは、撮影用背景ボード専門店Photo backgroundの商品を使用しています。