GRⅢとGRⅢxからしばらく離れて、最近はcontaxのオールドレンズをいろんなカメラに付けて撮影していましたが、結局このカメラに戻ってしまいます。プロダクトとしての見た目も触り心地というか握り心地も。そして写りがやっぱりすごい。今回は40mmのGRⅢx片手に数日散歩をし、光と影の質感を撮影しました。撮影はRAWデータですが、カラーモードはモノクロで。GR3xならではの色っぽいモノクロームのビジュアル、ご覧ください。
GRⅢxのカラーモードを白黒にすると世界は色っぽく豹変する|作例(時々カラー)
今回、絞りを開放の2.8固定で撮影していますが、それでもGRⅢxから出てくる絵はかなりシャープです。他のカメラをしばらく使った後にこのGRⅢxを使うと本当に良くわかります。しかも立ち止まってじっとカメラを構えて撮影した訳ではなく、散歩の途中で一瞬立ち止まって1度だけシャッターを切るといったように本当に気軽に撮影しています。パッと被写体目掛けてシャッターを半押しするだけでピントがピタッと合う。それでこれだけの色っぽい絵が出てくる。しかもポケットに入るサイズ。国産でこれを超えるカメラはあるのでしょうか。
GRⅢxの色味とGRⅢの色味はやはり違う
今回撮影してみて色味がGRⅢとは明らかに違います。少し彩度が強めなのか、太陽光が差し込む写真ではかなり強めな色がでます。逆に日陰や店内ではかなり渋めの色になる。特に店内などミックス光が強い場所でもなんなく自然な色合いに仕上げてくれます。これはありがたい。GRⅢだともう少し落ち着いた色あいになります。
しかも40mmという画角ですが、ひとことでいうと「非常に使いやすい」。28mmのGRⅢのように広角ならではの歪みもないですし、非常に素直な絵になります。まったく別物だと思います。これは両方持ちたくなる理由がわかります。
今回使用したカメラ|RICOH GRⅢx Urban Edition 40mm
GRⅢx Urban Editionの青渋グレーが大人カメラにぴったり。
もしGRⅢが手元にあるのなら、GRⅢxシリーズの購入はブルーのUrban Editionがおすすめです。GRⅢ・GRⅢx両方がブラックだと違いがわかりづらいです。今日は28mmのGRⅢ、明日は40mmのGRⅢxのような使い方をする方は慌てると間違ってポケットに入れてしまします。実際僕もブラックのGRⅢとブルーのGRⅢxを色違いで持ってますが、急いでいたり少し暗い場所から取り出す時に間違ってポケットに入れたことが何回かありました。
GRⅢx Urban Editionは渋い青味がかかっていて男っぽくてシャープな印象。無骨なブラックもいいですが、ちょっと都会的なイメージのUrban Editionかなり気に入っています。