3月も終わりに近づいてきた仙台。恒例の仕事前の朝散歩へ。桜の開花はまだですが、一気に気温が上がりどうやら木々たちもムクムク動き出しているようです。花粉も最高潮に飛んでる時期ですが、X1DⅡ 50CにXCD120mm マクロレンズを装着し、木々の息吹と光と影のコントラストを赴くまま撮影してきました。
ちなみに今回もX1DⅡ 50CとXCD120mmの良さを表現したいため、RAW撮影はしていますが現像段階でとほんどいじらず、ほぼ撮って出しの画像として書き出しています。
ハッセルブラッドX1DⅡ 50C with XCD120mm F3.5 Macro 作例
木々の枝にも蕾が目立つようになってきました。結構近くの枝を撮影しましたがさすがは中盤センサーと120mm Macro。f8.0まで絞っても被写界深度が深い。
散歩途中にあるお家の庭先にある梅の木。梅の花が満開です。
コンクリートに映った木漏れ日。なかりコントラストのある状況ですが、ハイライトもシャドーもデータ量がすごい。ちゃんと残っています。この辺がハッセルというか中盤センサーのすごいところ。
こういったハイコントラストのロケーションでもハイライトからシャドーまでバッチリ残してくれます。
椿の花もそろそろ終わり。椿の花が散り始めると春の到来です。
イエローがキレイ。空のブルーと重なってすごく春らしい色合いに。
かなりの逆光条件でもすごい。シャドーもハイライトもちゃんと出ています。
ランニングコースを走る女性。解放で撮影していてもこの解像度。
マクロレンズならではのボケ感。手前に何かがある時はなかなかピントが合いずらいのでマニュアルフォーカスがおすすめです。X1DⅡ 50Cの場合、ピーキング機能(ピントを合わせるための印のようなもの)も付いているので結構便利です。
マクロレンズでほぼ開放。風がある時のこういうマクロ撮影はピント合わせがなかなか大変です。特にX1DⅡ 50Cの場合、中判センサーなので35mmカメラに比べてピントが遅いのが特徴です。ストレスを感じるかもしれませんが、出てくる絵とAF精度どちらをチョイスするかと聞かれたら、私は中判センサーの絵をチョイスしてしまいます。
桜の蕾も大きくなってきました。仙台ももう少しで開花になりそう。
本格的な春はもうすぐそこ。さまざまな生命が動き出す季節、我々人間も活動的にならないと。こうして日々の何気なく日常を撮影しているからこそ、季節の移ろう姿をすごく肌で感じます。四季をしっかり感じながら生きる。写真はその手助けになっています。スマホも手軽でいいですが、カメラでじっくり撮影する事にもたくさんの意味がある。カメラってすばらしい。
今回使用したカメラ|HASSELBLAD X1DⅡ 50C/XCD120mmF3.5 Macro
感性を揺さぶる、究極写真体験への扉
ハッセルブラッドは銀塩時代から多くのプロカメラマンに愛用され、ライカやローライと並び、カメラ好きなら一度は憧れる名門ブランド。さらにこのハッセルブラッドX1DⅡ50Cは、特別な高品質画像を求めるプロフェッショナルなフォトグラファーやアーティストに向けに開発された革新的なミラーレスカメラと言えます。
X1DⅡ50Cは、5000万画素の中判センサー(約44×33mm)のを搭載しており、驚くべき解像度と色再現性を実現します。また、最大14ストップのダイナミックレンジにより、高いコントラストのシーンでも最適な曝光を得ることができます。
さらにX1DⅡ50Cは、中判デジタルカメラとして小型軽量でありながら、アルミ削り出しの高級感があるボディーも魅力のひとつ。 サイズは148(W)×97(H)×70(D)mmで、重量はメディア・バッテリー込で約766gという軽さ。 奥行もグリップ部の前後に幅がありますが、最薄部は27mm程度 (実測)しかなく、とてもスリムです。 軽くて持ちやすく写りがすごい中判カメラ。その画質に圧倒されてください。
1億万画素の「HASSELBLAD (ハッセルブラッド) X2D 100C」もお金に余裕があればぜひ。ただし広告フォトグラファーでもない限り、1億万画素は必要ないかもしれません。