オールドレンズの銘玉として名高い、往年のコンタックスレンズ。昔フィルム時代にCONTAXを愛用していたカメラマンとしては、どうしても1本手元に買い戻しておきたくて先日プラナー85mm f1.4を中古で購入。早速仕事機のEOS1DX markⅡ(EFマウント)に装着するため、K&F Conceptのレンズマウントアダプター(型番:KF-CYEF)ヤシカ・コンタックスマウントマウントレンズ → キャノンEFマウント変換アダプターをAmazonで同時購入しました。
CONTAX プラナー85mm f1.4について
CONTAX(コンタックス)は、ドイツの高級カメラメーカーでレンズメーカーでもあります。1926年に創業され、その後、カール・ツァイスが所有する一連の会社の中で位置づけられました。
フィルム時代に製造されたコンタックスの銘玉「プラナー85mm f1.4」は、f/1.4という大口径と独特のボケ味が魅力。絞り開放では美しいボケ、絞ると一気にシャープな描写になるのも特徴です。現在はCONTAXブランドがないため、中古市場でしか入手することができません。ただ、現在こうしたオールドレンズをデジタルカメラで使用できるように、様々なレンズアダプターが発売されていますのでぜひデジタルで使用してみてください。
K&F Concept レンズ変換アダプターの特徴は「極薄さ」
K&Fのコンタックス→EFレンズ変換アダプターはメチャクチャ薄いのが特徴です。価格もかなり控えめでお求め安いアダプターですが、箱に特に説明書も入っておらず、ネット上でもあまり詳しい使用情報がないのでそこが難点といえば難点です。
私の場合、先にEOS側にアダプターを装着しレンズを取り付けようとしましたがなかなか上手くいきませんでした。なので、先にレンズにアダプターを付けてからEOSに装着。何事もなく無事取り付けできました。
外し方が分からない、という落とし穴が…
こちらがEOS1DX markⅡ(EFマウント)にPlanar85mm f1.4を取り付けたところ。K&Fの変換アダプターはかなり極薄なので見た目はバッチリです。アダプターが厚すぎるとちょっと恥ずかしい時ってありますよね。ちなみに軽く試し撮りしてみましたが、ピント精度の狂いもなく問題ありません。
ただ、いざ外そうとした時にカメラからレンズは外れますが、プラナーに付いている変換アダプターがどうしても外れない。ネットで検索してみましたが変換アダプター自体様々なものがあるので、目の前にある「K&F コンタックス→EFマウント変換アダプターの外し方」の回答に辿り着けません。
なのでなんとか自分で外しましたが、困っている方がいると思うので紹介します。
K&F Concept (コンタックス→キャノンEFマウント)アダプターの外し方
結果、K&Fアダプターの外し方は非常に簡単でした。上の写真の丸い部分が、レンズとアダプターを引っ掛けている留め金です。
この留め金部分を爪で上に持ち上げながら、アダプターを回すだけ。マイナスドライバーや金属類は傷がつくため使用しない方がいいかもしれません。爪で十分動く強さでした。これを解決するのに1時間程度かかってしまいましたが、無事になんとか外せました。困っている方、ぜひやってみてください。
今回どうしても買い戻して手元に置いておきたかった銘玉プラナー85mm F1.4。まだ試し撮りしかできてませんが、プロダクトデザインとしても秀逸。レンズアダプターもあまりに厚いものだと見た目的にすごくガッカリするので、このK&F Conceptの極薄アダプターはおすすめです。